2009年4月21日火曜日

OracleがSunを買収

 久し振りのビッグニュース。

 OracleがSun Microsystemsを買収することになった。

 先日、IBMがSunを買収する話が破談になったらしいと報道されていた。IBMが何故Sunを欲しがったのか、私はさっぱり分からなかった。IBMはPowerベースのハイエンドサーバを持っているし、IBMの営業力は高いし、(昔はハイエンドサーバの雄だったといっても)今は斜陽のSunをわざわざ買収するメリットっていったい何だろうか、いやメリットなんか無いだろうと思っていたからだ。

 しかし、今日のニュースで全てが分かった気がした。
 結局、IBMの買収話は、Oracleに対する牽制だったのかもしれない。

 Oracleはまともな自前サーバやOSを持っていなかったから、企業のハイエンドシステムに強いSunを買収するのは、(IBMと比較すれば)理にかなっている感じがする。但し、これからのIT業界、Sunのように、「ハイスペック、でも高いよ」的なサーバは売れるだろうか。私はSunサーバのユーザの一人として、売れるとは思えない。

 個人的には、今回の買収はOracleにとって高い買い物になりそうだと思っている。

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