Fedora Core6にVMware Serverを導入
仕事で大量のテスト環境を作る必要があり、手持ちのマシンにFedora Core6をインストールして、VMware Serverを導入することにした。
Fedora Core6のインストールについては、特に問題無し。
VMware Serverのrpmをインストールしたのち、/usr/bin/vmware-config.plを実行して初期設定を行うのだが、これが曲者。
まず、kernel-develなどkernel開発系のrpmを一式インストールする必要あり。VMware-config.plは御丁寧にバージョンの差異もチェックするので、kernelのソースのバージョンと実際に稼働しているOSのkernelのバージョン(uname -a)を全て揃えておく必要がある。
しかし、さらに問題発生。
/tmp/vmware-config3/vmnet-only/userif.c: In function ‘VNetCopyDatagramToUser’:ググってみたら、適切な対処法を記載しているサイトを発見。以下引用。
/tmp/vmware-config3/vmnet-only/userif.c:629: error: ‘CHECKSUM_HW’ undeclared (first use in this function)
/tmp/vmware-config3/vmnet-only/userif.c:629: error: (Each undeclared identifier is reported only once
/tmp/vmware-config3/vmnet-only/userif.c:629: error: for each function it appears in.)
make[2]: *** [/tmp/vmware-config3/vmnet-only/userif.o] エラー 1
- http://blog.kyosuke.jp/item/59
おかげさまで、導入終了。/usr/lib/vmware/modules/source/vmnet.tarに固められているuserif.cとbridge.cにあるCHECKSUM_HWという定数をCHECKSUM_PARTIALに書き換えてtarを作り直す
tarの解凍と編集後のtar作成は、こんな感じです。
# tar xvf vmnet.tar
# tar cvf vmnet.tar vmnet-onlyあと、以前から必要だった空のファイルでconfig.hも忘れずに作っておきます。
# touch /lib/modules/$(uname -r)/source/include/linux/config.h
なお、VMware Server起動後、ゲストOSがうまく起動しなかった。
Xenが無効なkernelを利用して解決。
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