2009年1月2日金曜日

404 Blog Not Foundの「いきなりCの方がよっぽど難しい」を読んで思ったこと

 404 Blog Not Foundの「いきなりCの方がよっぽど難しい」を読んで

 私が初めてコンピュータに触れたのは中学生の頃。言語はN88-BASICだった。
 マニュアルはPCに付属。100ページもなかったと思う。もちろん、ほとんど中学生でも十分に読みこなせるものである。

 画面に文字を書くのは1行。
 画面に直線や円を書くのも1行。
 音楽を奏でるのも1行。(当時、プログラムで演奏できたのだ!画面描画と同期をとるのは難しかったけれど。)

 テトリス風味の落ちゲーとか、Wizardry風味の線画迷宮なんかを作って、遊んでいたものだ。
 その頃の愛読書は、もちろんマイコンBASICマガジン。

 思い返せば、初心者にとって、何と適切な学習環境だったのだろうと思うのだ。

 時は今。画面に文字を表示させるために、まずはウィンドウを生成して、コンポーネントを作って、ラベルやらテキストボックスやらを放り込んで、ボタンの入力を受け付けるlistenerを実装して、画面に直線を書こうなんて話になったら、サーフェスやらキャンバスやら用意して、DirectXやらOpenGLやら勉強して、音楽鳴らすには、FM音源がないから、どこかで録音したのを持ってきてwav作って、うんたらかんたら~~あぁ~~う゛ぁ!=%(!=&’~!’$)(~}{~~~#って、初心者には敷居が高すぎ。自分でコーディングした範囲以外のプログラムの動作も把握しなきゃならない。はっきり言って、やりたいことを実現するまでのプロセスが長すぎ。

 だから、もしも、自分に子供がいたら、N88-BASICみたいな手軽な環境を与え、コンピュータ言語を使うこと(=コンピュータに「何かをやらせること」)の楽しさを教えたいと思う。

 という私も、今、eclipse+Visual Editor+Java+SWT+OpenGLで1本ゲーム作成中。年末年始で一通り終えるつもりだったけれど、、、環境構築だけで3日。全く、私はSE失格だろうか。

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